2022/08/22 17:00

「デイサービスで人気の手芸レクリエーションの罠①」では、主に手芸レクのデメリットを、
「デイサービスで人気の手芸レクリエーションの罠②」では、主に手芸レクのメリットをお伝えしました。
では、手芸レクのメリットとデメリットを理解した上で上手に取り入れるには、
どのようにすればいいでしょうか?おすすめのやり方は主に3つあります。
・デイサービス内で完結できるレクにとどめる
・クラフトキットを活用する
・講師などプロに手伝ってもらう
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
・デイサービス内で完結できるレクにとどめる
デイサービス内で完結できるレク、つまりデイサービスの中でだけ使うものを、
皆さんで協力して制作する方法です。
大きい壁画やカレンダーなど、昔からよくデイサービスで実施されていました。
材料の準備やデイサービスのどこに飾るかを決めるなど、少し手間はかかりますが、
スタッフがサポートしながらご利用者様同士で協力して制作頂けるというメリットがあります。
大物にチャレンジすれば、完成した際の達成感もひとしお。
・クラフトキットを活用する
どんなものを制作したらいいかというネタがない、
ひとり分ずつキットを準備が大変、
という場合はクラフトキットを活用するといいでしょう。
ひとり分ずつであれば事前に材料費をご利用者様やご家族様にご説明の上、
ご利用料金と一緒に請求する事も可能です。
クラフトキットであれば、ご利用者様に選んで決めて頂けます。
中には難易度の高いものもありますが、
必ずしも完成させなければいけない、という固定観念は捨てましょう。
デイサービスは一般のカルチャーセンターや講座とは違います。
スタッフや他のご利用者様と一緒に制作をするという事がリハビリに繋がりますし、
ものによっては数日かけて制作するのもいいでしょう。
・講師などプロに依頼する
デイサービスの所在するエリアにはおそらく何人かお稽古として生徒さんにハンドメイドを教えている
プロの講師がいらっしゃるケースが多いと思います。
そのような方にデイサービスに来て頂き、講座としてイベント化するのもおすすめです。
minoakaの関連施設「リハビリデイサロン満天」はカルチャーセンタースタイルのデイサービスとして人気になっています。
スタッフの手が足りなくても、レクの部分は先生におまかせできるのが魅力です。
講師の先生に謝礼や材料費をお支払いする必要がありますので、
事前に先生と費用面や支払い方法について確認する事、
介護サービスや認知症についてご理解頂けるか確認する事などが大切です。
いかがでしたか?
手芸レクのメリット、デメリットも理解した上で、
お勤め先のデイサービスやご利用者様に合ったスタイルを組み合わせるとベストです。
お困りの事などあればご相談にのりますので、お問い合わせください。